完璧主義はNG!ダイエットを頑張りすぎて挫折しがちな人向けのコツ
私たちはとにかく忙しいです。
仕事に家事、育児、趣味、勉強、人付き合い…。「1日が24時間で足りています!」と言える方はそうそういないでしょう。
ですから、ダイエットにおいても
こんな時間まで残業してたら、運動する時間も体力もないよ…
断りづらい飲み会に誘われたぞ…。せっかく頑張ってたのに
なんて、予定通りいかないことは往々にしてあるはずです。
そのたびに挫折してしまうと、ダイエットどころかなにも成し遂げられず、あなたは苦しいままです。
ここでは、頑張りすぎてダイエットを挫折しがちな人向けに
- 頑張りすぎて損している人の2つの特徴
- ストレスなく「適切に」頑張れる超簡単なコツ
をご紹介します。
- 【結論】「できる日」と「できない日」メニューを用意しておけば、ストレスなく臨機応変にダイエットが可能
- 【まとめ】「できる日」「できない日」など、複数選択式にしておくとあなたのダイエットのパフォーマンスは上がる
【結論】「できる日」と「できない日」メニューを用意しておけば、ストレスなく臨機応変にダイエットが可能
私たちは毎日判で押したような生活はできません。
だから、「できる日」と「できない日」の最低2つのパターンのダイエットメニューを用意しておきましょう。
この「できる日」とは、たとえば
- ジムに行ける日
- 運動時間が確保できる日
- 自炊する余裕がある日
- 体調がいい日
などです。
小さなお子さんがいるお家なら、誰かが子供を預かってくれるとか、家族が見ていてくれる時間がある、なども大きなポイントになるでしょう。
また、「できない日」とは
- 残業になった日
- ダイエットに不向きな外食や飲み会がある日
- 体調がわるい日
- あまりに「やる気」が出てこない日
などがあります。
この「できる日」と「できない日」でのダイエットメニューの作り分けについては、後ほど解説します。
とにかく、「できない日」というのは当たり前に(しかもしょっちゅう)やってくるのだと心の準備をしておくことが大切です。
私自身、ダイエット中に何度も「邪魔が入った!」と思うタイミングがありましたし、時間こそ許したとしても
今日は致命的にやる気が出ない…
ということが多々ありました。
こんなとき、ダイエットに挫折しがちな人の特徴は2つあります。
まずはこの2つにあなたが当てはまる節がないか、見てみましょう。
挫折ポイント①完ぺき主義である
自分で自覚がなくても、実は完ぺき主義だという方はけっこういます。
私生活全てにおいて完ぺきを目指しているわけでなくても、何かこだわりのあることについてのみ自分にとても厳しくなる人もいます。
かくいう私も、家事や美容についてはゆるい方ですが、仕事についてはけっこう完ぺき主義です。(IT業界でお客様の環境を触る仕事です)
こういう完ぺき主義傾向がある方は、ダイエットしようとなると、毎日常に100点の生活を目指しがちになります。
しかし、冒頭でお話しした通り、私たちは忙しい。外的な誘惑も多々あります。
これで100点や80点をとれなくなったとき、途端に自分を責めてダイエットをやめてしまう方はとても多いです。
挫折ポイント②ものごとを「100」か「0」で考えがち
完ぺき主義の方と似ていますが、こちらの方がダイエットという新しい生活習慣を身に着けていく上では大変です。
「100」か「0」でしか考えられないほど追い詰めてしまう人は、60点の日ですら激しい自己嫌悪に陥ってしまいます。
たしかに0点や10点の日が連日続くなら、ぐっと頑張りどころなのかもしれません。
しかし、50点や60点の日が数日続いたからといってイヤになってしまったらもったいないです。
0点じゃない以上、あなたのダイエットは確実に成功へと進んでいるということを忘れてはいけません。
【できる日】理想のダイエットメニューの8~10割を設定
「できる日」であっても毎回100点満点を目指す必要はありませんが、やはり「できる日」は大チャンス。
まずはあなたにとっての「できる日」とはどんな日かを明確にしましょう。
残業がないとか、20時までに家に帰ることができる、といった時間を目安にするのが一番わかりやすいのでおすすめです。
さあ、あなたの生活環境や体調・体力を考慮しつつ、たとえばこんな「できる日」はどうでしょう?
- 自炊をして余分なカロリー・糖質・脂質を摂りすぎていないか調整する
- ヘルシーなおかずの作り置きをしておく
- YouTubeでお気に入りの筋トレ動画を3本以上やる
- ゆっくりお風呂に入り、湯船に浸かる
- 寝る前にストレッチとマッサージをする
- 睡眠を7時間摂ってみる
もちろんこれらは一例ですし、全部やる必要もないので、あなた好みにアレンジしましょう。
大切なのは、「疲れている日はここまではやれないな」という部分にまで少し手を広げること。この少しの頑張りで想像以上に、
今日はこんなに頑張れた!私えらい!
と自己肯定感が高まり、ダイエットの継続がまたひとつ簡単になっていきます。
【できない日】0点でなければそれで充分!の精神で
一口に「できない日」といっても、体調が悪く安静にする必要があって「できない」のと、1時間の残業で「できない」のでは全然意味合いがかわってきます。
ですから、この「できない日」の最低ラインは「0点でなければOK」と思っておきましょう。
たとえば、
- 飲み会で飲みすぎ(食べすぎ)たけど、揚げ物は我慢したからOK
- 予定外に同僚とランチを食べに行ってしまったけど、スイーツセットを我慢したからOK
- 残業で全然運動はできなかったけど、駅でエスカレーターを使わなかったからOK
- 生理痛がひどく何もする気になれないけど、体重計にだけは乗ったからOK
こんな感じで、「0点でなければOK」をあなたの生活でたくさん見つけましょう。
もちろん、「できない日」といっても多少は何とかなるぞという場合は、
- 晩御飯の後にスクワット20回やる
- 残業をしても、22時までに帰れた日はお風呂に浸かる
など、できない度合いで何パターンかのルールを作るのがおすすめです。
そうすれば、やはり
残業したのに、こんなに頑張った!私えらい!
とあなたの自己肯定感は爆上げです。
これでまた明日も気持ちよくダイエットを続けられます。
【まとめ】「できる日」「できない日」など、複数選択式にしておくとあなたのダイエットのパフォーマンスは上がる
繰り返しになりますが、私たちは毎日、判で押したような生活はできません。
電車は勝手に遅延しますし、仕事の量はコントロールできないことが多いですし、食事の誘いはだいたい突然ですし、自分も家族は思いもしないときに体調を崩します。
そのたびに、自分に厳しいがあまりダイエットをイヤになってしまっては大損です。
なぜならダイエットは継続が最も大切で、あなたが健康的で美しい体を手に入れるには、「1日だけの100点」より「長く続けた50点」のほうが重要だからです。
頑張りすぎて挫折してしまう方、ぜひ「できる日」 と「できない日」を上手に使い分けた「複数選択式」にして、無理のないダイエットを継続していきましょう!
※この「複数選択式」の考え方については、以下の書籍の一部を参考に、ダイエットに置き換えて私の言葉でお伝えしています。