【体調悪いとき読んで】ダイエット中しんどいときやるべきこと3つ
風邪をひいたり、調子を悪くしたり、ダイエット中に具合が悪くなることは誰にでもあります。
せっかく頑張っているのに、体調が悪くなると勢いをそがれた気持ちですよね。
しかし、こういうことは誰にでも起こることですから、無理をしても仕方ありません。
そんなときにやってほしいことを3つご紹介します。
ダイエットは長期戦。今日無理するより1日でも早い回復のため、ぜひ実行してみてください。
体調が悪いときにダイエッターがするべき3つのこと
体調不良と一口にいっても、度合いや症状の違いなどさまざまです。
どんな症状であっても栄養と休養をしっかりとることを最優先としましょう。
- 糖質制限、低糖質ダイエットを一時中断する
- 運動はお休みする
- 入浴するなら手短に
具体的に説明していきます。
【1】糖質制限、低糖質ダイエットを一時中断する
吸収が早くて消化によいものでエネルギーをとる必要があります。
もしもあなたが食事コントロールによるダイエットに取り組んでいたなら、体調が回復するまでお休みしましょう。
メジャーな食事コントロールによるダイエットに、糖質制限(低糖質ダイエット)やカロリー制限、プチ断食などがあります。
これらは糖質の量を制限したり、カロリーを制限することで自ずと糖質の多い食べ物を排除することになります。
糖質がダイエットの妨げとなると考えられる理由に、GI値が高いということがあります。
GI値とはグリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指数のことです。つまりこのGI値が高い食材を食べると血糖値が急上昇し、反対に、GI値が低い食材を食べると血糖値は緩やかに上昇します。
体が脂肪を蓄えるのは、血糖値上昇にともなって分泌されたインスリンの量が過剰なときです。
こう聞くと、血糖値を急上昇させる高GI食品は悪いものに感じるかもしれません。
しかし、吸収がよく早くエネルギーになってくれるということは、体力が低下しているときにはピッタリです。高GI食品は幼児期、スポーツの前、風邪など体力が低下しているときには、積極的に食べるべきとされています。
▼食品のGI値一覧
吸収が早く、消化されやすい代表例が素うどんやおかゆです。
一時ダイエットは中断し、ぜひ積極的に食べましょう。
【2】運動は基本的にお休みする
体調が悪いときは、栄養と休養をとることが必要不可欠です。
ここで普段と同じように筋トレや有酸素運動などをしてしまうと、休養がとれません。
いつものあなたならなんでもない運動メニューだったとしても、弱った体にとっては拷問のようなものです。ぜひお休みしてください。
体調不良といっても症状が軽く、どうしても何かしないと気持ちが落ち着かないというあなた。
我慢できないなら、
- 短時間の軽いストレッチ
- つま先立ちなどの軽い筋トレ
これくらいにしておきましょう。
ストレッチでも筋力が向上することは認められていますし、つま先立ちもふくらはぎを中心に下半身を刺激する立派な筋トレです。
私はよくドライヤーしながらつま先立ちしています
絶対にハードなものはお休みしてくださいね。
【3】入浴するなら気をつけたい3つのこと
風邪の初期症状のような軽めの体調不良なら、お風呂に入っても問題ありません。
ただし、以下の3点に気をつけましょう。
- しっかり温まること
- お風呂上りに薄着で過ごさないこと
- 暑いまますぐに布団に入らないこと
湯冷めしないように温まることは大切ですが、湯舟に長時間つからなければいけないという意味ではありません。
また、入浴したことで逆に体を冷やす結果にならないよう、薄着で過ごすのはやめましょう。
体調が悪いときはベッドで過ごす時間が長くなりますが、お風呂上がりのぽかぽか状態ですぐに布団に入ると、寝汗によって知らないうちに体が冷えることがあります。
ところで、子供のころ、熱があるときはお風呂に入っちゃダメだと言われませんでしたか?
実はこれは古い常識となりつつあります。現在は「熱があってもお風呂に入ってOK」「むしろ入った方がいい」と言われることが多くなりました。
体調が悪いときの入浴がよくないとされていた理由に、湯冷めがあります。
昔の日本のお風呂はタイル張りで寒かったり、銭湯からの帰り道で湯冷めしてしまいました。
しかし現代のお風呂はそういった問題は少なく、脱衣所や部屋の室温と浴室内の温度差が大きいこともそうありません。
もちろん、体がだるい、横になっていたいというときに無理して入浴する必要はありません。
あなたの体調と相談して決めてくださいね。
体調不良なら「ダイエットはお休み」とわりきって!
せっかくダイエットを頑張っているのに、体調を崩すとがっかりしてしまいますよね。
私もかれこれ1年半以上ずっとダイエットを意識した生活をしていますが、その間で高熱をとなう風邪や急性胃腸炎を経験しました。頭痛や体のだるさなどで、ダイエットを休憩したことは何度もあります。
その経験からいえるのは、たった数日の食生活の変化で脂肪が増えることはなかったということです。
生活の変化から、いくらかの体重の増減はあります。ただし、それは水分やまだ排泄できていないだけの昨日のごはんです。
体調を崩しているのに食べないのは、弱っている体に栄養を与えずに鞭を打っているだけです。
栄養不足で体調不良が長引いたほうがダイエットには遠回りですし、足りない分を補うために体は筋肉を分解してしまいます。筋肉量が少ない体は、メリハリやしまりがなくなり本末転倒です。
もう一度お伝えします。
安心してください。数日食べても体の脂肪は増えません。
大丈夫、私も何度も何度も経験しました
体調の回復をなによりも優先して、早く元気になってくださいね。
そしてまたこのブログを読みにきてください。笑
どうぞお大事に。