いま食べたい!ダイエット中の食欲と上手に付きあう心理テクニック2選
よし、痩せるぞ!いい体になってやるぞ!
こんなふうに力強く決意したとしても、ダイエットには必ず敵が現れます。
そうです、コントロールできない食欲です。
ここでは、2つの心理テクニックによって過剰な食欲をおさえる裏ワザをご紹介します。
【結論】食欲は2つの心理テクニックである程度おさえられる
最初の前提として、今から紹介するテクニックは無理な食事制限をしている人むきではありません。
体が必要とする栄養をきちんと摂ってはいるけど、それ以上に量を食べたくなったり、お菓子やスナックがやめられない人向けです。
無理な使い方はしないでね
その食欲は、本当に「お腹が空いた」食欲?
私たちの食欲には、本当に空腹であって、体が欲していてお腹がすく場合と、そうでない場合があります。
たとえば、女性ならば月経周期にともなうホルモンバランスの変化で食欲も増減します。
とくに、男女にかかわらず厄介な食欲に認知性食欲というものがあり、これは
- とくに体が求めているわけではないけど、お昼ご飯の時間帯だからご飯を食べる
- お腹が空いているわけじゃないけど、いい匂いがしたから食べたくなってきた
というような、なんとなく習慣にしばられて食べてしまう食欲もあります。
本来私たちの体は、よほどでなければ明確にお腹がすくまで食べる必要はないのですが、
- お昼休みだから
- 家族と一緒に夕飯をとる習慣だから
といった生活のリズムで食べてしまうこともあります。
全部が全部ではありませんが、いま自分が本当にお腹を空かせているのかに敏感になると、不要なタイミングで不要なカロリーを摂取することがなくなります。
では、お菓子や間食をやめたいという意思があるのに、いま猛烈に食べたいときはどう抑えればいいでしょうか。
おすすめの心理テクニックが2つあります。
【1】2~3分、他のことをしてもう一度「お腹が空いているか」考える
食欲のような生理的な欲求に対し、私たちは比較的なにも考えずに従ってしまう生き物です。
しかし、人間の衝動は2~3分さえ我慢できれば、抑えられるといわれています。
そこで、「食べたい!」と思ってから2~3分だけ待つようにしてみましょう。
もちろん、チョコレートを目の前に3分待てをするという意味ではありません。
この3分の時間は、一度ほかのことをして意識をそらします。
おすすめは、
- スマホゲーム
- 軽い運動
- 簡単な家事
- 動画視聴
- 読書
などです。
いずれも本格的にやる必要はなく、運動ならちょっとスクワットをしてみたり、皿洗いをしてみたり、ほんのちょっとのワンアクションでかまいません。
ちなみに、メンタリストDaiGoさんも著書「人生が変わる メンタルハック大全」で、2~3分程度のスマホゲームをおすすめしています。
【2】特に好物でないものでも食べたいか、自問自答する
なんか口寂しい気がするな、というとき、あなたが食べたいと思い浮かべるものは何でしょうか。
チョコレート?グミ?ポテチ?マック?
手軽に食べられて美味しいものはたくさんありますよね。
しかし、食欲を見極めたいならここで好物ではなくて、そうでないものを思い浮かべましょう。
例えば、お豆腐やサラダ、こんにゃくなんてのはどうでしょう。
これらを思い浮かべて、それでも食べたいですか?
いや、今こんにゃくはいいよ…
と思うなら、あなたのその食欲はたいしたものではありません。痩せたいなら、我慢しましょう。
逆に、
本当はお菓子がいいけど、いまはサラダでもこんにゃくでもいいから食べたい!
と考えたなら、その食欲は本物です。
ヘルシーにこだわりすぎず、栄養の摂れるものを食べましょう。無理に我慢する必要はありません。
つまり、好きじゃないものでも食べたいかと考えて、一度冷静になることが、無駄な間食を摂らずにすむポイントです。
【まとめ】心理テクニックをつかえば、「食欲=衝動」ではなくなる
ここでは、食欲に咄嗟に支配されないための心理テクニックを2つご紹介しました。
しつこいようですが、きちんと食事で栄養を摂っているうえで、どうしても食欲が抑えられないときにのみ使ってみてください。
健康を害すような遣い方はもはや悪用です!無理はダメ!
自分の食欲と向き合って、できるだけ心に負担のない食事管理を目指しましょう!