【アラサーの19kgダイエット】たった1つだけ続けた痩せ習慣
私は30歳のとき、人生で最も太っていた頃と比較して19kgのダイエットに成功しました。
そこで痛感したのは、やはりダイエットは継続がすべてということ。
かといって難しいこと、しんどいことは毎日は続きません。
もちろんダイエットに紆余曲折はつきものですが、
私がダイエット初日から今日まで続けている習慣は、実はたった1つのことです。
しかも1日30秒でできます。
その習慣とは何なのか、なぜそれを継続することが良いのか、継続するためのコツをご紹介します。
【結論】毎日体重計に乗り続けるだけでも痩せる
たった1つの習慣とは、ズバリ毎日必ず体重計の乗ること。それだけです。
実はこれだけでダイエット効果は十分に得られます。
その根拠と、習慣化するためのコツを紹介していきます。
なぜ、体重を計り続ければ痩せるのか
人間、誰しも嫌なことから目を背けたいものです。
特に「ダイエットするぞ!」と一一念発起したばかりのあなたにとって、体重計が示す数字はもう見たくない現実そのもの。
しかし、敢えて毎日計りましょう。
そして、体重をアプリに記録します。これが大事です。
体重を記録できるアプリなら、まず間違いなく勝手に折れ線グラフ化して、日々の体重の増減を一目瞭然にしてくれます。
体重計と連動しているアプリがあれば便利ですが、無料でテキトーにインストールしたアプリでも十分です(私もたまたま目についたアプリをかれこれ何年も使っています)
勝手にグラフが作られるとなると、今あなたの体重がどんなペースで推移しているか一目瞭然ですよね。
実は人間は脳のメカニズムでこういったグラフにゲーム性を見出し、勝手に面白くなってくるのです。
▼すでに記録を続けている人におすすめ
グラフが一目瞭然だと勝手に脳がゲーム性を見出してくれる
皆さん、好きなゲームを思い浮かべてみてください。
筆者はゲームに詳しくないので、ここでは苦し紛れにみんな大好きポケモンを例に挙げ、解説しますね。
ポケモンにはまる人たちは、何が楽しくて続けられるのだと思いますか?
よく考えてみたら、赤だの青だの金だの銀だの、ピカチュウだのイーブイだの、
よくそんなに何度も何度も新しいの出して、売れてるなぁって思いませんか?
ポケモンが我々を夢中にさせたのは、キャラクターが可愛いという単純な理由だけではありません。
ゲーム性が優れているから、かつての子供たちは親に怒られながらも毎日毎日何時間もゲームボーイアドバンスにかじりついていたわけです。
では、その優れたゲーム性とは何か。
それは数字の見せ方と段階を踏んだ目標設定がうまいということです。
数字とは、まずポケモンのレベル。
レベル1のピカチュウを、来る日も来る日も育ててレベル100にする。
そのピカチュウを連れて、今度はジムリーダーという、その街その街の強いポケモントレーナーに勝負を挑む。
ちなみにジムリーダーは約8人いるそうで、最低8回道場破りしに行っているわけですね。
その間にもめきめき強くなるピカチュウ。途中でゲットした他のポケモンも、努力の分だけ(=プレイ時間の分だけ)順調に育っていることでしょう。
そして、最後にはジムリーダーなんかより全然強い、チャンピオンとのバトルです。
このチャンピオンに勝つために、子供たちはピカチュウのレベルを一生懸命上げ、技を覚えさえ、進化の石を拾い集めて進化させるなど、日々地道なプレイを続けるわけです。
ここまで聞いて、どうでしょうか。
ポケモン好きな方や、子供のころにやったことあるよ!って方なら、
あーやったやった!
と思ってもらえるかもしれません。
ここで話をダイエットに戻しますが、ダイエットもポケモンみたいなもんです。
ダイエットはポケモンの攻略とそう変わらないんです。
何言ってんだ筆者
とち狂ったのか
と思われた方、もう少し話を聞いてください。
ダイエットは数字の攻略です。
体重であったり、体脂肪率であったり、腹囲(ウエストサイズ)であったり、どこに重きを置くかはあなたがどう痩せたいかによって変わりますが、結局数字の攻略です。
その数字を日々自動的にグラフにしてくれるのが、アプリです。
あなたが体重計に毎日乗り、増えてようが減ってようが正直に数字を記録する。
これは、3日→1週間→1か月…と長期的に数字をみていったとき、ポケモンの攻略と変わりません。
段階1 | 段階2 | 段階3 | |
---|---|---|---|
ポケモン | ピカチュウがLv50になった | ジムリーダーを倒した | チャンピオンを倒した |
ダイエット | 体重が3kg減った | タイトなスカートが似合うようになった | 目標達成! |
こういうことなのです。
体重や体脂肪率をしっかりと記録し、それがわかりやすくグラフになることで、人間の脳は勝手にゲーム性を見出してくれます。
あなたがどんなに気乗りしなかったとしても、体重計に乗らないのはゲームボーイアドバンスを起動しないのと一緒。それではポケモンの成長は見えてきません。
体重計に乗り続けるだけで、ダイエットは挫折しない
どんなダイエットも結局は、成功した人は継続をしています。
きちんと必要な食事管理をし続けられるか、
健康を保つ運動をを続けられるか、
いろいろな続ける努力が求められるのがダイエットであります。
でも、人間だもの。
毎日80点や100点の努力をキープできるわけではありません。
行きたくもない飲み会に行く日もあるでしょう、家族の誕生日くらい「私ダイエット中だから」なんて言わずに楽しみたいでしょう。
でも、大丈夫。
あなたが今日も体重計にちゃんと乗って、体重を記録したなら、あなたのダイエットは挫折しないし、失敗でもありません。
だってあなたは、そんな大変な日・特別な日でもちゃんと体重を記録することを継続しているのだから。
ツライときに支えてくれるのもデータ
ダイエットを続けていると、ずっと順調に体重が減るわけではないことがわかります。
いずれ停滞期にぶち当たることもあるでしょう。
そういうとき、あなたの気持ちに寄り添ってくれるのが、ポケモンあなたが記録してきた体重のグラフです。
日々の増減はせいぜい小刻みなジグザグ程度です。
時にドカ食いしようが、停滞期だろうが、右肩上がりにぶわーーーーっと体重が毎日増えるということはありません。
きちんとグラフ化せずに、漠然と「昨日より200g重くなった!」とか「最近全然減らない」という考え方になると損をします。
きちんとしたグラフで見ると、あなたの体重はスタート時からしっかり減っています。
【まとめ】体重計に乗り続けることほど簡単にダイエットを制せることはない
なかなかコアな例えでお話ししてしまいましたが、私は自信をもって「体重計に毎日乗り続ければ痩せる」と言えます。
理由は、
- 脳が勝手にゲーム性を感じて、面白くなってくるから
- 面白さを見いだせれば、ダイエットに前向きになれるから
- 停滞期などつらいとき、過去のグラフは自分の支えになるから
というものでした。
ちなみに私は、風邪をひいてダイエットをお休みするときでも体重だけは計りますし、夫の実家に帰省するときにもマイ体重計を持参します。
お便秘で絶対体重減ってないだろうなって時期も、乗りましょう。
前の日の夜が焼肉だったとしても、ラーメンだったとしても、乗りましょう。
30秒もかからない超お手軽な習慣ですから、ぜひあなたも今日から始めてみてください。